世の夏休みも終盤となりましたね。私の夏休みは既に終了していますが…。
さて社会人ともなると1ヶ月連続休暇なんてことはまずないと思えますが、学生さんやフリーランス等々の人のなかには「8月は全休日や!」なんて方はいますよね。
アパート・マンションを借りている方で、長期に渡って帰省したり海外旅行したりなんて方はお出かけ前にご注意を。1ヶ月以上賃貸している部屋を空ける事がある場合には必ず大家さんや管理会社に長期不在の旨をお知らせしておきましょう。
賃貸契約書には当然に長期不在の場合は報告義務がある旨が記入されています。(無断不在禁止条項)最悪の場合には契約解除になる場合も。実際、過去に契約解除になった判例をご紹介します。
1、1ヶ月以上の無断不在の繰り返し。
1年間に通算3ヶ月の無断不在を繰り返した上に友人に合鍵を渡していた。
2、賃貸物件の損傷や腐朽
賃借人不在中に湿気により風呂場の敷居ほか天井、壁などに損傷が生じた。
3、ガス漏れの発生
賃借人不在中に軽微なガス漏れが発生した。
……等々代表的なものを上げましたが、無断不在禁止条項に一度違反したからと言っても大家さんや管理会社との信頼関係を破壊するような事柄がなければ、即賃貸契約解除になる訳ではございません。
よくある信頼関係の破壊とありますが、要は大家さんや管理会社、また他の入居者に心配や迷惑をかける事さえなければ……という事にですかね。
ともあれ、不在時の泥棒や火災等々の自身のリスクをなくす為にも長期不在時は必ず大家さん、管理会社ほかお隣さんにもお知らせしておくことがおススメです。
特に一人暮らしの大学生をお持ちの親御さん。お子さんが不在報告してない様子でしたら、今すぐ管理会社にご一報しておきましょう。