愛和住販の賃貸日誌

それほど賃貸管理物件は多くないのですが、ちょこっと賃貸のことを書きたいブログです

外国人さんの賃貸事情。

先月と今月は賃貸のご契約がいくつかありました。その中で中国の留学生さん2名とインドネシアの社会人の若者2名がいたのですが物件探しはなかなか大変でした。というのも希望する物件があっても「外国人お断り」という物件が多くてなかなか希望物件に入居できないからです。ずっと昔は「外国人お断り」なんていう風習はなかったんですよ。それがいつの間にか「外国人お断り」物件が増えてきてまた少し減ったもののいまだに「外国人お断り」物件が多く見受けられます。大家さんのリスクと言えば何といっても家賃滞納が一番なんですが、今は昔と違い連帯保証人の代わりに保証会社が保証人になるというシステムが確立し理屈からいえば保証会社の審査を通れば問題はないと思うのですが、保証会社の審査以前に最初から「外国人のお断り」なのでいかんともしがたいです。外国人がイヤだという大家さんは一体どんな理由なんでしょうかね?弊社の管理物件にも「外国人不可」という物件がありますがその大家さんに聞くと以前外国の方に部屋を貸していたら家賃滞納のまま荷物も放置して出ていかれたからと言っていました。確かに外国人の人だと本国に帰られたらもう探せないですけど、それは国籍云々より人間性の問題が大きいのかなと思います。確かに国によって文化や契約に対する捉え方なども多少は違うと思いますが、外国の人でも真面目な人は真面目だし、日本人でも酷い人はヒドイですから外国人に部屋を貸すことが日本人に貸すよりも大きなリスクになるとは思えないのですけど外国人に対する拒否反応みたいなものが21世紀になってもまだ日本人の中に残っているのかも知れませんね。鎖国を200年以上していて開国からまだ160年くらいですから仕方ないかもしれません。そんな状況ではありましたが、無事に中国の方もインドネシアの方もお部屋を見つけご契約できました。全員本当にいい若者でしたのでお部屋が見つかって良かったなぁって思います。外国の方でお部屋探しをするときは一度弊社にご相談下さね。頑張って一緒に探しましょう!

 

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