先月・今月と賃貸契約を数件成約いたしました。
通常の賃貸というと1~3月くらいがピークなのですが
なぜか弊社の場合はピーク後に賃貸契約がまとまることが多いです。
管理物件がほとんどないので仕方ないですよね(笑)
さて、先週末にご契約いただいたお客様は生活保護受給者の方です。
生活保護受給者の方が賃貸物件を探すのは結構苦労します。
まず、「生活保護受給者の方お断り」という物件が多いです。
大家さんがお断りしているのか、それとも管理している不動産屋が
そう仕向けているのかは分かりませんがそうした物件が多いですね。
一体、生活保護受給者の方に対してどんなイメージを持っているのでしょうか?
「怠け者や詐欺師が税金をかすめ取っている」というようなイメージなのでしょうか?
実際そうしたことも稀にありますがほとんどの方は真面目で質素に暮らしています。
また家賃滞納も当然のことながらほとんどありません。
むしろ滞納率は一般の人より圧倒的に低いのです。
大家さんにとっては歓迎すべき店子さんだと思います。
それでもなお「生活保護受給者の方お断り」物件が多いのは
「生活保護」=「悪」というような風潮を行政が進んんで印象操作していると考えます。
それを象徴するのが「上限家賃」の引き下げです。
2015年に厚労省が住宅扶助費用を減額する方針を示してから
こぞって上限家賃を引き下げています。
これも生活保護受給者の方が賃貸物件を探すときにの足かせになっています。
日本国憲法第25条に「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と記されています。
生活保護受給者の方であってもより快適な住環境を求めることは悪い事ではありません。
生活保護受給者の方で住居の事でご相談のある方はお気軽にお声がけください。
賃貸部門はさほど忙しくない弊社スタッフが親身になってお聞きします(笑